日本酒

純米大吟醸酒の特徴をポイントで早分かり!人気銘柄もご紹介

2016年12月27日更新

純米大吟醸酒はなんとなく「高級そう」「日本酒の中では美味しい部類に入る」など、なんとなくは知っているけど、どんなものかはあまり分からないといった方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、純米大吟醸というジャンルの定義や特徴、オススメの銘柄をご紹介したいと思います。これであなたも、通に一歩近づくかも!?

 

|純米大吟醸とは?

純米大吟醸を理解するためには、まず「大吟醸」という言葉を知っていただくのが早いかと思います。

 

酒造の工程を交えながらご説明します。

日本酒を製造するにあたって、精米を使用します。日本酒はお米から出来ていますよね。ただ、お米をそのまま使って製造するのではなく、ある程度削ったものを使用するのです。美味しい日本酒を造るために、お米の不要な部分を削ることによって、雑味をなくし、香り高く透明感のある味わいにすることができるのです。

お米をどれぐらい削ったかを表す用語として、「精米歩合」と呼ばれるものがあります。

例えば、獺祭シリーズで「獺祭 2割3分」という銘柄がありますが、これは77%削ったお米、つまり2割3分(23%)のお米によって造られているということです。

 

少し回り道になってしまいましたが、これを踏まえてお話すると、大吟醸とは精米歩合50%以下のお酒を指すのです。

大吟醸はお米を半分以上も削って造られるため、手が込んでいることから一般的には高級酒として知られます。もちろん、その分美味しいです!

 

|純米大吟醸と大吟醸との違い

純米大吟醸と大吟醸の違いについてはカンタンです。それは、醸造アルコールが使用されているか否かで決まります。

大吟醸=精米歩合50%以下かつ醸造アルコールを使用

純米大吟醸=精米歩合50%以下で醸造アルコール未使用

 

醸造アルコールを使う理由として、香りを立てたりすることや、軽い飲み口を演出するためなどが挙げられます。

特段、アルコール度数を高くするために使用するわけではありませんのでご安心ください。

 

 

|純米大吟醸の人気銘柄

|獺祭 純米大吟醸50

山口県の旭酒造が製造している、日本を代表する銘柄といっても過言ではないでしょう。安倍首相がオバマ大統領にプレゼントしたお酒としても有名です。認知度は国内だけにとどまらず、海外でも日本酒といえば獺祭というほどだそうです。

「獺祭 純米大吟醸50」は、獺祭シリーズのスタンダードとなる銘柄でしょう。日本酒の製造にあたって、好適米といわれる山田錦を50%まで磨いたことで、銘柄名に「50」と入っています。米を削るほど雑味がなくなり、透明感が増してスッキリとして香り高い味わいとなります。これまで日本酒が苦手だった方や、日本酒を初めて飲むといった方にも飲みやすいのが人気のポイントでしょう。

 

|村祐 【常盤】 純米無濾過本生 (純米大吟醸)

新潟県の村祐酒造が製造している村祐シリーズ。全国的にはあまり知られていないかもしれないですが、ご紹介したいと思います。

良い意味で、日本酒らしくない逸品です。高級和菓子の『和三盆糖』をイメージして醸造されました。口に入れると、まるで白ワインのような香り高さが印象に残ります。甘口に分類されますが、キレがあるため甘ったるく感じません。サラッとして爽やかであるため、お刺身など和食だけでなく、様々な料理との相性もいいでしょう。日本酒ビギナーや女性でもオススメしたい銘柄です。

 

|磯自慢 純米大吟醸

静岡県焼津市の老舗酒蔵である磯自慢酒造。「磯自慢」は静岡県ナンバーワン日本酒との呼び声も高いです。

磯自慢シリーズでもスタンダードな銘柄である「磯自慢 純米大吟醸 雄町43」。桃やバナナ、メロンなどの果物のような香りが優しく溶け込み、奥深い味わいを楽しむことが出来ます。和食だけでなく、イタリアンやチーズなどをつまみとしても相性が良い日本酒です。「磯自慢」シリーズには他にも銘柄が数多くあるので、飲み比べもしたいところです。

 

|高清水 純米大吟醸

秋田県の秋田酒類製造株式会社が製造する「高清水」。

丁度良い酸味にすっきりとした香りを兼ね備えており、飲みやすい銘柄です。純米大吟醸にしてはお手頃価格のため、コストパフォーマンスも良しです。高い純米大吟醸には手が出ないといった方や、日本酒に対して抵抗をお持ちの方におすすめしたい逸品。焼き魚、グリルなどの料理との相性が特によく、冷やしても常温でも美味しいですよ。

 

|玉乃光 純米大吟醸

京都府の玉乃光酒造が製造する「玉乃光」。京都のお酒でもかなり人気の銘柄です。
サラッとした飲み口にかすかな酸味があるためキレの良さも感じられます。クセがなく、スッキリとした味わいを楽しめます。
お酒を造るのに必要な米・水の品質に強いこだわりを持っております。酒米は、かつて幻の酒米といわれた「備前雄町(びぜんおまち)」などを使用しています。水についても、かつて豊臣秀吉が醍醐の茶会の際に汲み上げたとされる御香水と同じ伏流水で、現在は「日本名水百選」に選ばれている名水を使って製造されています。

 

|純米大吟醸 空

愛知県の関谷醸造が製造する蓬莱泉(ほうらいせん)の「空(くう)」。

とても人気の銘柄のため、プレミア日本酒に近い希少性となっており、現在では入手するのがなかなか難しいです。
果物のような香り高さと、好適米である山田錦の旨み・甘味と調和したバランスの良さが感じられ、上品な味わいを楽しめる銘柄です。また、1年間の熟成期間を経て出荷されるため、幅のある深い味わいを感じることが出来ます。

 

|鶴齢 純米大吟醸

新潟県の青木酒造が製造する「鶴齢(かくれい)」。

果実をのような華やかな香りと、クセがない飲み口と優しい旨味が特徴です。酸味、苦味の両方の要素があり、バランスが取れている銘柄です。和食だけでなく、チーズなどをつまみにしても相性がいいでしょう。また、原料米は新潟県産の越淡麗を100%を使用しております。好適米である山田錦を超える品質のをということで誕生した酒米です。